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近日公開です。お楽しみに!

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手描き友禅の美しい帯がずらり。見応え十分の作品展「第20回 しゃれ帯展」開催

2017/9/20

イベント情報

開催: 2017/09/26〜2017/10/01

きものを着る楽しみの一つが帯。美しい帯は眺めているだけでも楽しくなるもの。主役のきものと同じくらいの存在感を持つ帯は、コーディーネート次第でまったく違うきもののように見せてくれたりと、楽しみ方が実に奥深いアイテムです。

暑さも和らいできものを楽しむのにうってつけの季節に、帯にフォーカスした作品展「しゃれ帯展」が開催されます。毎年テーマを決め、伝統工芸士6名を含む10名の作家たちが作品を発表。テーマ作品を含めた新作が、約40点ほど展示される見ごたえのある展示会です。

第20回目の開催となる今年のテーマは「アニバーサリー」。しゃれ帯展では、いつもユニークなテーマで、いままでの帯の概念を覆す、あっと驚くようなユニークな作品が制作されています。作品のどこにテーマが隠されているのか?!意匠の中に隠されたテーマを見つけながら作品を楽しむのも一興。会場に展示されるのはテーマ作品を含む染帯新作40点。帯の美しさを堪能するだけでなく、紬と小紋のコーディネートも楽しめます。

また、今回はもっと“手描友禅”を知ってもらうために、手描友禅の制作過程や道具の展示もあり、職人の手仕事の裏側に触れられるまたとない機会となっています。

同展を主催するのは「しゃれ帯展、グループ21」。東京手描友禅の組合を母体とした、東京在住のプロ染色作家のグループです。

 

メンバーは阿部信行、岩間奨、熊澤吉治、佐藤洋宜、染谷洋作、田邊慶子、本田早苗、宮崎桂子、町田久美子、田中順子。年1回、9月、10月の秋頃に、テーマを決め、染め帯の作品展を開催しているとのこと。ちなみに2016年のテーマは「ゲーム」、2015年は「童話」でした。意外性のあるテーマ、ギャップがおもしろいところですね。

こちらは2016年に開催されたしゃれ帯展の様子。

きものが大好きという方も、普段はあまり着ないという方も、見るだけでも楽しいイベント。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

第二十回 しゃれ帯展2017

会期:2017年9月26日(火)~10月1日(日)
時間:AM11:00~PM6:00(最終日はPM5:00)
開催場所:ギャラリー「サロン ド フルール」東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山1F TEL:03-5485-8748
アクセス:地下鉄 銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅B3出口より3分