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近日公開です。お楽しみに!

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きもの割あり「輝ける金と銀―琳派から加山又造まで―」

2014/10/7

イベント情報

きもの姿で芸術の秋をたのしんでみてはいかがでしょうか。

童謡に歌われている「笹の葉 さらさら 軒端に揺れる お星さま きらきら 金銀砂子(きんぎんすなご)。

この「金銀砂子」って意味をご存知でしたか?
「砂子」は金粉や銀粉を撒きちらした装飾のこと。蒔絵や襖絵、色紙に使われていますが、歌では七夕の星の輝きにたとえています。

いつの時代も人々の心を惹きつけてきた金と銀。日本美術は金銀を使った豪華なものが印象的です。

山種美術館(東京都渋谷区広尾)で開催中の特別展「輝ける金と銀―琳派から加山又造まで―」では、近代、現代の画家が挑戦してきた金と銀の表現の足跡をたどるとともに、原点となった平安時代の作品や、江戸時代の琳派の絵画などもあわせて展示しています。

その光り輝く美しさは、金銀の砂子を散らした絵巻や、ふんだんに金銀を使った豪華な屛風をはじめ、ジャンルを問わず幅広く活用されています。金銀を使用した美術表現が最も大きな飛躍を遂げたのは近代・現代。本展では使用法が多彩になる明治時代以降の日本画に焦点をあてています。

横山大観《喜撰山》

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松岡映丘《春光春衣》

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館内のCafe椿では展示中の作品にちなんだオリジナルのメニューが登場。青山の老舗菓匠「菊屋」の和菓子は秋らしい色合いで、観賞後のティータイムにぴったりです。

また、ミュージアムショップでは特別展に合わせ、金銀にちなんだ高級感あふれ趣のあるオリジナルグッズも販売中。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

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輝ける金と銀―琳派から加山又造まで―

会期:2014年9月23日(火・祝)~11月16日(日))※(会期中、一部展示替えあり。前期:9月23日~10月19日、後期:10月21日~11月16日)

会場:山種美術館

開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(但し、10/13(月) 11/3(月)は開館、10/14(火) 11/4(火)は休館)

入館料:一般1200円・大高生900円・中学生以下無料

きもの割引:会期中着物でご来館のお客様は、団体割引料金(一般:1000円、大高生:800円)にてご入館いただけます。

主催 | 山種美術館
お問合せ | 03-5777-8600ハローダイヤル